娘。ヲタのぬるま湯

ぬるめの娘。ヲタが、ハロ中心にただ語りたい。現場とライブDVD好き。アイドルといわず踊っている女子なら何でも好き。

最初に:ハロプロのスキル厨イメージってなんなの問題。

 

 

はじめまして。

 

初っ端から突然ですが、リアルで知り合った人に「娘。ヲタです」って言うと、

最近ハロプロって歌もダンスも上手で、みんなよく訓練されてるんだよね?」「ストイックなんだよね」とか言われます。本当に。

 

普通よりアイドルオタが多い環境ということもあると思うんですが、去年これ系のこと、3回言われました。

 

で、これ、じわじわ違和感

褒められてる(揶揄まじりだとしても)のに、なんとなく反抗したくなってしまう。

 

 

 確かに上手い子もたくさんいるけど!  そんなんじゃないもん……!

 

 

…と思ってしまうので、このもやっとした違和感を整理することにしました。

 

 

 

私は歌とか音楽はそんなに詳しくないのですが、もともとダンスが大好きで、バレエとかコンテンポラリーとかジャズとか観に行くのも大好きです。むしろ娘。にハマる前は、そんなんばっかり行ってました。

 

なので、ただ単に上手いダンスを観たいなら、プロの公演を観に行けばいい、と思ってます。

 

それでも、「パフォーマンスを観に行くため」にハロプロ現場に足を運ぶ価値が

ある」と思っています。私は、ですが。

 

それは

 

「プロ並みに上手いから」 

 

じゃないし

 

「プロほど上手くないけど、全力で頑張ってるから」

 

…も違う(近いけど)。

 

なんなんだろうと思って、たどり着いたのは、

 

ハロは、アイドル活動における「ダンス」の位置づけが、

他とちょっと違って、面白いから。

 

なんじゃないかと。

 

どういうことかというと、

アイドルは、基本的にダンスのプロである必要はないんですよね。

歌のプロでも、トークのプロでもない。

 

ただ、「一分一秒、その人らしく輝く姿を魅せるプロ」なんだと私は思っています。

抽象的な言葉ですが。

 

…で、そこを踏まえて、なんでアイドルが歌って踊ってるかといったら、

その子らしい美しさ、セクシーさ、かっこよさを増幅して見せるための

“装置”だからだと思います。ただ立っているよりも、踊ってたほうが可愛い。

 

 

今の、ほとんどのアイドルはそれを理解している。

  

なのに、ハロプロって、単なる「装置」以上のダンス(とか歌)レベルを

見据えて、レッスンする子が多いように見えるんです。

  

もちろん前提として可愛さを目指しているんだと思うんですが、

そのうえで、自分の若さや幼さ、可愛さを免罪符にして、

「下手でも可愛ければいい」とは思っていない(ように見える)。

極端に言うと

「なんなら可愛く見えなくなってもいいから、うまくなりたい」みたいな。

 

 

本当にプロのレベルまでたどり着けるかというと別問題だけど、でも、

高くて遠い、綺麗なものを目指す少女たちって美しくないですか、って

  

「目指すところ違うだろ!」って突っ込みたくなる不器用さも愛しいし、

ダンスや歌の世界に愛情や敬意を感じるんですね、無駄に(←褒めてます)。

 

 

あと、そのうえで、ライブで超楽しそうなんですよ!!

 

決して低いレベルではなく、でもストイックに綺麗な自己満足でもなく、

観客を楽しませることに意識的で、自分もその場を楽しんで弾ける。

ヲタも、老若男女美醜問わず、全身でその場を楽しめる(これもかなり重要)。

  
もちろん、人数も多いし、全員が全員いつもそうではないけど、

それって、かなり貴重で幸福なステージなんじゃないかと思っています。

 

 

だから、私はことしもハロプロの現場にお金を払います。

 

 

勢いで長々と書きました。あーすっきりした。

でもこれって結局スキル厨ってことなのかな??w

 

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。 

 
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【推し】
ハロプログループだったら、娘。(どの世代も最高)、Buono!
ハロ以外アイドルだったら、あんまり詳しくないけど、玉井杏奈槙田紗子、あーりん大天使、市川美織、渡辺美由紀、HIME。